横浜F・マリノスが名古屋グランパスに勝利した。

移籍後初ゴールとなる先制点を決めた横浜FW杉本健勇(28)は、「マルコス(・ジュニオール)、エウベルとはあまり練習でも一緒にやっていなかったので、どうなるかと思ったけど、いい連携をとれたし、コンビネーションも出せた」と手応えを口にした。

中2日で3連戦と、東京五輪帰りのFW前田含めた前線の3選手と連携を確認する時間はほとんどなかった。それでも試合では「もっと良くなると思う。積み上げていけば、毎試合よくなる感覚がある」と好感触を得たようだ。

前所属の浦和では、FWユンカーにポジションを奪われた。この日は約3カ月ぶりの先発で、約4カ月ぶりに得点した。「もっともっとゴールを決めたいし、チームに貢献したい。たった1試合勝って1ゴール決めただけなので、継続していけるようにやっていきたい」と話した。

マスカット監督は「短い期間で3試合と難しい中、選手のサッカーに対する姿勢はファーストクラス。選手がよく頑張ってくれている」と、中2日の3連戦を負けなしで戦った選手をねぎらった。