元日本代表FW武藤嘉紀(29)が今夏にヴィッセル神戸に移籍後、5試合目で初ゴールを挙げた。Jリーグでの得点はFC東京時代の15年6月7日松本山雅FC戦以来、通算24点目。

前半9分に、同じく今夏にドイツから移籍してきたFW大迫勇也(31)の左クロスに、ニアサイドにいた武藤が頭から飛び込んでゴール左隅に決めた。推定年俸で武藤が2億円、大迫がJリーグ史上日本人最高額の4億円。合わせて6億円になる2人が先制ゴールを生んだ。

武藤は今夏、プレミアリーグ・ニューカッスルを契約解除になり、6年ぶりのJリーグ復帰となる神戸移籍を果たしていた。

東京生まれの武藤は、慶大から東京入り。15年にマインツ(ドイツ1部)、17年にニューカッスル、昨季はエイバル(当時スペイン1部)に期限付き移籍していた。179センチ、72キロのストライカーで18年W杯ロシア大会の日本代表など国際Aマッチ通算29試合3得点の実績がある。