前節まで得点ランク単独トップを走っていた横浜F・マリノスのFW前田大然(24)が、今季22得点目となる“ドキンちゃんゴール”でチームの2位を確定させた。

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前半22分、MFレオ・セオラが出したボールを、前田が絶妙のタイミングでDFのウラに飛び出し、GKと1対1に。GKの股間を抜く技ありの先制弾。ゴールパフォーマンスについて問われると「ドキンちゃんでした」と照れ笑いを浮かべた。

愛娘から「ドキンちゃんか、てんどんまん」をリクエストされたそうで「まだやってなかったのが、ドキンちゃんだったから」と理由を明かした。

後半30分には神戸DF酒井のウラをとり、フリーになりながらも惜しくもシュートは枠の外。2点目の決定機を外し、この日2得点を決めた川崎Fのレアンドロ・ダミアンに22得点で並ばれた。前田は「前半も後半も決定的なチャンスがあったので、悔やんでいます。うれしい気持ちよりも悔しい」と話した。

チームは2位が確定。最終節(12月4日)は優勝を決めている川崎Fと対戦。得点王争いでも、レアンドロ・ダミアンとの直接対決になる。