J2東京ヴェルディ1969が来季の指揮官に、今季途中までJ1サンフレッチェ広島を率いた城福浩氏(60)を招聘(しょうへい)する可能性が5日、高まった。

城福氏はかつて同じ東京をホームとするJ1・FC東京の監督としてチームをナビスコ杯(現ルヴァン杯)優勝に導いた。18年には広島を前年の15位から2位に躍進させた。

東京Vは今季、就任3年目の永井秀樹前監督にパワハラ疑惑が巻き起こり、クラブが調査を行うなどした(結果は非公開)。同監督が成績不振を理由に9月に辞任した後は堀孝史コーチが暫定的に監督として指揮を執っていたが、城福氏のもとで心機一転スタートする見通しだ。

堀監督は3-0で完勝し12位となった最終戦のSC相模原戦後「選手たちと信頼関係ができた部分はあると思うので。もう少し(今の体制が)続いたらどうなるのかなと。まあ終わったから言えるんですけど」と最後の試合を終えた感想を述べた。