法大サッカー部のJクラブ内定選手の合同記者会見が7日、八王子キャンパスで行われた。21年度は9人がJリーグに内定し、この日は8人が出席した。

MF松井蓮之(21)は川崎フロンターレに加入が内定。ベストイレブン7人を輩出し2連覇のチャンピオンチームへ羽ばたくことに「不安の方が大きいですけど、チャレンジしたいという気持ちの方が大きい。自分の特長を出して活躍したいと思っている」と心待ちにした。昨年は日本代表MF三笘、旗手が活躍し、今年もMF橘田が1年目から躍動。「みんなが結果を残している中で自分にかかる期待は少なからずある。そういうものを糧に自分も1年目から試合に出る気持ちで練習に励みたい」と意欲を見せた。

姉は女優の松井愛莉(24)。ジャンルは違うが、競争が激しい世界で活躍している姉からは「自分は自分。他人と比べるのではなく、自分が出来ることを大切にしてやったほうがいいよ。そうすれば絶対に活躍できるから」とアドバイスをもらった。「いつかは自分の姉が松井愛莉と言われたい。姉も頑張っていて、まだまだ差があるので、そこをフロンターレで試合に出て活躍していけばだんだん、差は縮まっていくのかな」。激しい球際と運動量の武器を発揮し、1年目から試合に絡んでいく覚悟だ。