柏レイソルが7日、J2ジェフユナイテッド千葉とのプレシーズンマッチ「ちばぎんカップ」(11日)に向けて調整した。練習後、DF古賀太陽(23)が取材に応じ、中堅の生え抜き選手としての責任と自覚を口にした。

ベテランのFWクリスティアーノ、MF仲間隼人らが移籍し、チームは筑波大3年のFW森、柏ユース出身の選手の加入など一気に若返った。23歳の古賀も柏の在籍期間としては中堅の立場になる。昨季は37試合に先発出場し、ほぼ“フル稼働”した古賀は「そこを意識してというわけではないが、去年から感じる責任感は今年も引き続き持っている。いい意味で自分にプレッシャーをかけながらやっていければと」と責任を口にした。

また、ユース出身の若手の加入を歓迎。「ユースでやってきたサッカーで、感覚が似ている選手が増えたと思う。そういう部分でも、チームは前向きかと思いますし。似た感覚を持った選手たちとプレーすることを強みにしていくべきだと思う」と話した。

後輩たちはキャンプの序盤は硬かったというが、徐々にプレーで特長を出し始めたのを感じている。古賀は「自分もそこに負けないようにやっていけたら」と飛躍を掲げた。