北海道コンサドーレ札幌に今季新加入したMF井川空(22)が近づくプロデビュー戦へ気持ちを高めた。 

21日、キャンプ地熊本でチームメートとともに体を動かした。出場の可能性がある23日鳥栖とのルヴァン杯初戦へ向け「ミシャさん(ペトロビッチ監督)のサッカーもだいぶ理解ができてきていて、自分の良さや武器の部分を出せる感じはしている。今は自信もありますし、出たらやってやろうという感じですね」と気合をみなぎらせた。

高校時代札幌U-18の出身で、北海道音更町出身の道産子は筑波大を経て加入した。大学の2学年先輩で19日清水とのリーグ開幕戦で初の開幕スタメンで出場したMF高嶺朋樹(24)に刺激を受けながら、日々練習に励んでいる。「(存在は)大きいですし、見て毎日勉強していますけど、いずれは超えなきゃいけない壁だと思う。まずは自分のプレーを毎日継続してアピールすることが大事」と気を引き締める。

この日は冷たい風が吹く中ミニゲームなどを行い、全体練習後もボールを蹴り続けた。「チームの勝利にどれだけ貢献できるか。勝ちにこだわって、結果にこだわっていきたい」と意気込んだ。