セレッソ大阪の元日本代表MF乾貴士(33)が、鮮やかな今季第1号ゴールを挙げた。

今季から新たな背番号「8」をつけ、記念すべき“ニュー乾”での最初のゴールになった。J1通算11点目。

1点を追う後半3分、MF清武弘嗣のゆるやかなスルーパスに、左から斜めに走り込んだ乾がそのまま右足でシュートを放った。相手守備より1歩速い動きでシュートに持ち込んだ。清武-乾というC大阪が誇る黄金のホットラインだった。

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今季から乾の背番号は「23」から、クラブの象徴的な「8」に変更。開幕前は「8番の意味合いを理解した上で、クラブにお願いした。セレッソが大好きな気持ちは、本当に他の選手にも負けていない。そのチームで特別な番号を背負うのは責任も大きい」と語っていた。

乾は昨年8月、欧州でのプレーにひと区切りをつけ、約10年ぶりに古巣C大阪に復帰していた。