浦和レッズが川崎フロンターレに逆転負けし、連敗を喫した。

前半33分、DF馬渡の右サイドのFKに、ニアにいたDF岩波がヘディングで合わせ先制ゴール。しかし後半17分、その2分後に連続ゴールを許しわずかな間に逆転された。

ここまでリーグ4試合を終えて1分け3敗。リカルド・ロドリゲス監督(47)は「いい内容なのに試合で結果を得られないフラストレーションはたまったが、次の試合もいい内容を目指して、今度は結果が付いてくるように」と話した。次戦は中3日で6日のホーム湘南ベルマーレ戦に挑む。

 

浦和ロドリゲス監督の一問一答は以下の通り

-試合を振り返って

「全体的に試合展開は良かった。前半は特にプレーだけでなく、ディフェンスの強度も、先制ゴールだけでなく、追加点が取れてもおかしくない前半だった。相手にチャンスをつくられなかった前半ができた。

後半は明本が早々にチャンスをつくったが、止められてしまい、だんだん強度が落ちてきた中、そういうところを相手に突かれたのかなと思う。立て続けにやられてしまった。そこから我々の勝ち点を持っていかれた。

良かった部分はたくさんあったし、これまでも言っていた通り、チャンスをつくったが生かせなかった。それが敗戦となった。チャンスの数を生かせていれば、2-0で勝っていてもおかしくない、そういう展開だったのかなと思う」

-前半いい戦いが出来ている中、後半に点を取られて勝ち点を落としている。体力的なところもあるのか

「フィジカル的なところも、もしかしたらあるかもしれないですが、そこは連戦の中だけでなく、いろんな影響があり、人数がそろわなかったりというのが、影響していると思う。今回の試合でも違和感がある選手、出ずっぱりの選手、伊藤、江坂のような選手がいて、小泉のように復帰してきたばかりの選手も。そういう難しさもある。これだけのスケジュールですし、疲労がたまるのも当然。強度が高い時はすごくいいプレーができているので、落ちた時にどうするかが、我々の課題だと思います」

-結果が出ていない、また中3日で湘南戦だが、チームにどんな働き掛けをしていくか

「まずは継続してやっていくことが大事。毎試合良くなってきているし、川崎という強力なライバルに、これだけの試合が展開が出来た。勝てる可能性も多くあった。継続していくこと、しっかりリカバーして体をできるだけフレッシュにすることが大事。そして次の試合、いかに勝つかを考えながら、パフォーマンスは良かったので、その時間を伸ばすこと。いい内容なのに試合で結果が得られないフラストレーションはたまったが、次の試合もいい内容を目指して、今度は結果がついてくるようにできればと思います」