ヴィッセル神戸の三浦淳寛監督(47)は10日、オンライン取材に応じ、J1リーグ前節6日のサンフレッチェ広島戦をけがで、今季初欠場したFW大迫勇也(31)について「右脚の裂傷」だったことを明かした。

2日横浜Fマリノス戦に途中出場し、右足でシュートを放った直後に「相手のスパイクの裏があたった。(今後)どれくらいできるのかは正直、分からない。その確認はしないといけない」と説明し、11日鹿島アントラーズ戦(ノエスタ)の出場可否について慎重な姿勢を示した。

3月下旬のワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本代表の招集についても、三浦監督は「代表に関しては、僕がコメントするところではない。彼自身も少しでも、いい状態になるようにしている」とコメント。この日まで別メニューで調整したという。

神戸は開幕から3分け2敗で5戦未勝利、99年のクラブワーストに並んでいる。15日にはACLプレーオフのメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)戦を控えており、大迫の起用も注目される。