北海道コンサドーレ札幌は横浜F・マリノスにラストワンプレーでDF実藤友紀(33)のオーバーヘッドで同点に追いつかれ、1-1で今季初勝利を逃した。開幕から4戦連続ドローは09年柏と並ぶJ1記録となった。

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後半25分、途中出場のFW菅が先制点を決めたが、負傷により1人少ない状態でプレーしていた同ロスタイム5分、同点弾を決められた。ペトロビッチ監督は「勝利をほとんど手にしかけた最後の1秒で同点に追いつかれた」と悔しがった。

15日にチェアマンに就任するクラブの野々村会長にとってラストマッチだった。王手をかけているクラブのJ1通算100勝目で送り出せなかったが、試合後セレモニーで同会長は「今日のゲームは札幌にとっては悔しいゲームでしたが、Jリーグにとっては素晴らしいゲーム。これを続けてもっと盛り上げてください。期待しています」とあいさつしていた。