ヴィッセル神戸永井秀樹スポーツダイレクター(SD、51)は8日、本拠地ノエビアスタジアム神戸で開かれたロティーナ新監督の就任会見に同席した。

J1開幕9戦未勝利と泥沼の状態が続くが、永井SDが就任したのは7戦未勝利中だった3月21日。だが、昨季途中まで指揮したJ2東京ヴェルディ時代のパワハラが日本協会に認定され、公認S級コーチライセンスの1年間の資格停止処分を受けたばかりで、要職への就任には一部で反対意見が出ていた。

この日の会見の冒頭で、永井SDは「世間をお騒がせし、改めておわびします」などと、2日の試合会場に続いて公式の場では2度目の謝罪をした。

その上で、今季の目標を問われると「神戸は素晴らしい選手がそろっており、今一度、ロティーナ監督を全力で支えていく。神戸のプロジェクト、哲学が変わることはない。すべてにおいて、何ひとつ、タイトルをあきらめていない。タイトルを目指して戦っていく」と反撃を公約した。