ジュビロ磐田のモルドバ人GKアレクセイ・コシェレフ(28)がポジション奪取へアピールする。

23日のルヴァン杯のFC東京戦に向け、20日は磐田市内で練習した。コシェレフは17日リーグ戦のサンフレッチェ広島戦でJ1デビュー。負傷交代したGK三浦龍輝(29)に代わってピッチに立った。同試合では2失点するも、要所で好セーブを披露。「勝てなかったのは残念だったけれど、試合に出られたのは良かった」と充実した表情を見せた。

加入2年目の今季は公式戦2試合に出場。異国での生活も「慣れているよ」と笑顔を見せる。日本のサッカーに順応しており、試合中は「アブナイ」「ミギ」「ヒダリ」と日本語で指示を出し、最終ラインを統率。「英語を流ちょうに話せる選手が少ないので、僕が日本語を覚えるようにした」と明かした。

今季初出場となった先月15日のルヴァン杯東京戦(0△0)は、無失点に抑えた。相性のいい相手との再戦に燃えている。ルヴァン杯はここまで1勝1分け2敗。D組3位タイだが、次戦で勝利すれば、上位2チームの1次リーグ突破に望みはつながる。「次は絶対に勝たなければいけない試合」。身長2メートルの助っ人GKがゴール前に立ちはだかる。【神谷亮磨】

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