前半で3失点を喫した浦和レッズは、後半にFWキャスパー・ユンカー(28)の自身J1初のハットトリックで引き分けに持ち込んだ。
ハットトリックはJ1で今季初、通算251度目。3ゴール全て相手にリードを許している状況で決めたのは、横浜のウーゴ・ヴィエイラが18年4月21日の湘南戦(4-4)で記録して以来7度目。
その選手のリストは以下の通り。得点経過の◎=本人のゴール、○=味方のゴール、×=失点。
・スキラッチ(磐田)96年5月15日平塚戦(●3-4)
得点経過=×××◎×◎◎
・高木琢也(広島)96年9月21日市原戦(●3-4)
得点経過=××◎◎×◎×
・森島寛晃(C大阪)98年8月8日柏戦(●5-7)
得点経過=×××◎◎××○◎×○×
・佐藤寿人(広島)05年9月18日浦和戦(●3-4)
得点経過=×◎×◎××◎
・楠神順平(川崎F)10年5月5日G大阪戦(△4-4)
得点経過=×○××◎◎×◎
・ウーゴ・ヴィエイラ(横浜)18年4月21日湘南戦(△4-4)
得点経過=×◎××◎◎×○
・ユンカー(浦和)22年5月18日横浜戦(△3-3)
得点経過=×××◎◎◎
「0-3からのハットトリックでチームが勝ち点を獲得」したのは今回のユンカーが初めて。
なお、11年9月10日のC大阪-広島戦で、C大阪が0-3からMF清武弘嗣のゴールで1-3とした後に途中出場のFW播戸竜二がハットトリックを達成するなどで最終的に5-4と逆転勝ちした例はある(得点経過=×××○◎◎○◎×)。