J1磐田の元日本代表MF遠藤保仁(42)が、後半戦での巻き返しを誓った。

リーグ再開となる18日のホーム鳥栖戦に備え、15日は磐田市内で調整。リーグ中断期間中には2部練習などを通じて、チームが目指すスタイルの成熟を図ってきた。「足りない部分と伸ばしていく部分を確認しながらやってきた。充実した2週間だった」。12日のJ1清水との練習試合(非公開)も好感触だったようで、表情にも自信が満ちあふれていた。

リーグ戦は16試合を終え、3勝6分け7敗で15位。「今の順位を自覚しながらやらなければいけない」と危機感を募らせた。下位集団から抜け出すためにも、リーグ中盤戦で勝ち点を積み上げることが鍵になる。仕切り直しとなる次戦は「重要な試合」と位置付け、「ホームだし、勝たなければいけない」と勝利だけを見据えた。【神谷亮磨】