浦和レッズは27日、オランダ1部フェイエノールトのFWブライアン・リンセン(31)が完全移籍で加入することを、クラブ間で合意したと発表した。今後は日本でのメディカルチェックなどを経て、正式契約が結ばれる予定。

オランダ出身のリンセンは、フローニンゲン、フィテッセなど同国7チームを渡り歩いてきたストライカー。ゴールへの推進力やスピード、テクニックを兼ね備えており、得点力が高いのはもちろん、周囲の選手を生かすプレーもできるという。21-22年シーズンはリーグ戦34試合の出場で13得点を挙げている。

今回の移籍に、リンセンはクラブを通して「私は海外でプレーする夢を今まで持ってきました。この浦和への移籍は私のひとつの夢がかなった瞬間でした。これから始まる新しい生活、これから出会う人々のことを思うと今から待ちきれません」とコメントしている。

MFモーベルグ、FWシャルクに次ぐ今季3人目となる新外国人の加入で、一気に得点力アップを狙う。