Jリーグは28日に理事会を開き、一昨年の日本フットボールリーグ(JFL)で「八百長未遂」があった鈴鹿ポイントゲッターズの準加盟資格を剥奪した。失格により来季JFLからJ3に昇格する可能性がなくなった。

鈴鹿の三浦泰年監督(56)は、Jリーグ理事会後に野々村チェアマンと直接話し「総合的に判断した結果として十分理解しました」とコメントを発表した。前日の役員刷新で代表取締役に就いた同監督は「(2024年昇格のため)11月の再申請に向けて全力を尽くします」と、J3昇格への変わらぬ思いを強調した。

2月のJリーグ理事会で「ガバナンス体制の改善」と「ステークホルダーからの支援継続」を求められて以降、役員人事刷新など鈴鹿は人事の刷新などを目指してきたが難航。ようやく前日27日に新役員の人事を発表したが、理事会では認められなかった。一部への集中が問題視された株式も譲渡が完了しなかった。

J3昇格を目指して今季J2の横浜FCから移籍したFWカズ(三浦知良、55)は右太ももの負傷が長引き、現在はチームを離れて治療に専念している。昇格という目標を失ったことで選手の精神面への影響も心配されるが、関係者によればカズは処分を受け止めてチームメートに「頑張っていこう」と、声をかけているという。