セレッソ大阪が、試合終了間際に勝ち点3を逃した。

C大阪は、2位鹿島と壮絶な打ち合いの末に3-3で引き分けた。

1-2のビハインドから後半25分、スルーパスを受け取ったFW加藤陸次樹が相手DFをかわして同点に追いついた。同32分にはFWジェアン・パトリッキが左足のトーキックで技ありのゴールを決めて、3-2に逆転した。

しかし同44分に同点ゴールを決められて、引き分けに持ち込まれた。

勝利まであと1歩だったが、小菊昭雄監督(46)は「強度の高い情熱的なゲームができた。押し込まれて失点(したこと)は課題ですが、全員が関わってゴールに向かうシーンは良かったと思う」とした。

J1リーグでの鹿島戦は17年4月8日の1-0勝利から勝ちなしだった。今年3月2日のルヴァン杯1次リーグでは勝利しているが、リーグ戦での5年ぶりの白星を逃した。