C大阪が2-2で首位横浜と引き分けた。1点リードの後半ロスタイムに痛恨の失点を喫した。12年以降は6勝3分けと不敗神話を継続したが、逆転優勝を狙う上では痛恨ドローだ。

先制点はFW加藤陸次樹(24)だった。前半31分、敵陣でJ1初先発のFW上門が相手ボールを奪い、パスを受けた加藤がドリブルから豪快に右足でミドル弾を決め、6秒のカウンター攻撃を完結させた。後半にはFWタガートが追加点を挙げ、その後に退場者を出してPKで1点を返されていた。

小菊監督は前日に「横浜は非常に強い。ハイプレス、ハイラインで長所と弱点がはっきりしている」と話した通り、前線からの守備で横浜に互角の勝負を演じた。前々節は3位川崎Fを下し、前節は2位鹿島と引き分けたC大阪は、3強との3連戦最後の横浜とも引き分けた。