セレッソ大阪のFW加藤陸次樹(むつき、25)が、故郷から近い埼玉スタジアムで“初ゴール”を挙げた。

熊谷市の生まれ。プロ入り後、過去4試合は同スタジアムで得点はなかった。

前半24分、自陣からのリスタートでMF為田が長い距離をドリブルで駆け上がり、右足アウトでゴール前へ。これを加藤が右足ダイレクトで決めた。

試合前には「(学生時代に)両親、祖母には面倒をかけたので、活躍したい」と気合十分だった。有言実行のゴールが決勝弾となり「(為田が)出してくれると思って、信じて走っていました。きれいに決まって良かったです。埼スタでまだゴールを決めていなかったので、自分のゴールで勝利できたことがすごくうれしい。『決めるよ』と家族にも言っていた」と興奮気味に話した。

小菊昭雄監督(47)は得点場面について、練習時から「常に相手のスキを見逃さないこと。それが勝敗を分ける」と指示していたという。

守備陣も4戦ぶり完封で勝利に貢献。リーグ2連勝で4位に浮上し、同監督は「ゲームをコントロールして守り切る。全員がイメージを共有して勝ちきることができた」と語った。