奇跡の逆転優勝へ、データは後押しするか。
首位横浜F・マリノスに勝ち点2差の2位につける川崎フロンターレはアウェーでFC東京戦に挑む。
得失点差は11と開いており、実質的に横浜が負け、川崎Fの勝利しか望みはない。奇跡を信じて、勝ち点3を目指す。
対東京には、18年11月24日からリーグ戦で8戦連続負けなし。今季の開幕戦で1-0で勝利するなど、19年7月14日からは6連勝中だ。
1シーズンで争われるようになった05年以降、2ステージ制だった15、16年を除いて優勝争いが最終節までもつれこんだのは、今季で11度目。過去10度のうち首位だったチームの逃げ切りが6度、逆転優勝は4度となっている。
前回、最終節までもつれこんだのは19年。首位横浜が2位東京との直接対決を制し、15年ぶりの優勝を飾っている。22年は逃げ切りか、それとも逆転か。
★これまでの主な逆転優勝
07年・鹿島アントラーズ 浦和が首位、鹿島が勝ち点差1の2位で最終節を迎え、浦和が敗れて鹿島が勝利。鹿島は同シーズン、最終節で初めて首位に立ち、逆転優勝となった。
13年・サンフレッチェ広島 残り2試合時点で首位は横浜。勝ち点4差で2位浦和、5差で3位広島だった。横浜が優勝へ有利な状況の中で連敗。浦和も連敗を喫し、唯一連勝した広島が頂点に立った。
14年・ガンバ大阪 J2降格圏の16位から初の優勝を果たした「史上最大の大逆転劇」。最終節は徳島に0-0で引き分けたが、2位浦和が敗れ9年ぶり2度目の優勝。前年度はJ2に在籍しており、昇格初年度Vとなった。
17年・川崎フロンターレ 残り2試合時点で首位は鹿島、川崎は勝ち点4差の2位。勝ち点2差に縮めて迎えた最終戦で、川崎は大宮に5-0と大量得点で連勝。一方の鹿島は2試合連続の引き分けで勝ち点72で並ぶも、得失点差で上回り初優勝を決めた。
19年・横浜F・マリノス 第8節から第27節まで東京が首位を守るも、リーグ最終盤で順位が変動。第31節を終えて初めて首位に立った横浜が、残り3試合を3連勝。東京は2分け1敗と振るわず、横浜がそのまま優勝を果たした。
【磯綾乃】



