アジア・サッカー連盟(AFC)は9日、浦和レッズがすでに勝ち上がっているアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝の日程を変更したと発表した。

従来通りのホームアンドアウェー方式で、第1戦は西地区のホームで4月29日に、第2戦は東地区の浦和のホーム、埼玉スタジアムで5月6日に開催される予定となっている。

当初は2月19日、同26日に開催予定だった。同期間は埼スタの芝改修工事の工期と重なり、使用することが不可能となっていた。

大事なホーム戦が開催できないことになり、クラブは工期変更を埼玉県に要望していたが、それに伴う費用がクラブで負担できる範囲を大幅に超え、先月「その実現は経営的に不可能である」との判断を表明していた。

その後、AFCに提出した決勝の日程変更を求める要望書をもとに、日本サッカー協会(JFA)、Jリーグを通じて交渉を行っていた。

サポーターも署名活動を行うなど動向が注目されていたが、浦和はJリーグ屈指、いや世界でも有数との評判もある応援を、埼スタで受け、地の利も味方に、アジア王者を目指し、戦うことができそうだ。