鹿島アントラーズの新体制発表が15日、茨城・鹿嶋市内で行われた。クラブは今季「フットボール・ドリーム」をスローガンに、結束してのタイトル奪還を目標に掲げる。

主将は複数制で4人。昨季に続きMF土居聖真、そのほかの3人はGKクォン・スンテ、DF昌子源、FW鈴木優磨。

登壇した土居は「4人で切磋琢磨(せっさたくま)しながら、問題解決点を分散して話し合える。(監督の岩政)大樹さんから案をいただいたとき、おもしろいなと前向きにとらえられた」と話した。

鹿島でタイトル獲得の経験がある昌子、植田の復帰に、土居は「たくさん一緒にタイトルを取ってきた2人。海外を経験して、チームに還元してくれている。頼もしさを感じている」と話した。

岩政監督は「今年は選手と競争と成長を持って優勝を目指す。意欲があふれている。僕が止めないといけないぐらい。シーズンを追うごとに伸びていくチームをつくりたい」とタイトル奪還を口にした。