清水桜が丘はPK戦の末、5-4で藤枝東との名門対決を制した。4強が出そろい準決勝は28日行われる。

清水桜が丘GK高田翔(1年)が、チームを21年新人戦以来の「県4強」に導いた。2-2で突入したPK戦。互いに1人ずつが失敗し、迎えた6人目だった。相手のキックを読み切り、ストップ。勝利を呼び込んだ。前半26分にクロスの処理を誤り、2点目を献上していた守護神は「ホッとしています」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。

昨年の県総体では、準々決勝で藤枝明誠にPK戦の末に2-4で敗戦。1本も止められずに、涙をのんだ。「総体で全部決められてしまった分、今日は絶対に勝ちたかった」。リベンジのビッグセーブだった。

入学直後の昨年4月9日に行われたプリンスリーグ東海・中京戦から守護神を務める高田。試合後は「今年は引っ張っていかないといけない立場だと思っている」と表情を引き締めた。浜名と対する準決勝も、自覚を胸にゴールマウスを守る。【前田和哉】