日テレ東京Vが、歴代最多記録を更新する16度目の優勝を飾った。WEリーグ勢同士の決勝は、FW植木理子(23)の2ゴールなどでINAC神戸を下した。

なでしこジャパンにも選出されている植木は、今大会初戦となった4回戦から4試合すべてに2得点ずつ、計8ゴールを奪う大活躍で日本一に導いた。

2大会ぶりの優勝を果たした日テレ東京Vは、現在中断中のWEリーグでは4勝1分け2敗で4位につける。無敗で首位のINAC神戸とは勝ち点6差で逆転を狙い、3月のリーグ再開を待つ。1年目の21-22年シーズンは3位に終わった名門にとって、次はWEリーグで初優勝を目指す。

INAC神戸は6大会ぶり7度目の日本一を逃した。前半に決定機を迎えながら、FW高瀬愛実(32)らが決めきれなかった。