J2が18日に開幕する。今季は清水エスパルスとジュビロ磐田、藤枝MYFCの3クラブが同じカテゴリーでしのぎを削る。開幕戦は清水がホーム(アイスタ)で水戸ホーリーホックと対戦。磐田もホーム(ヤマハ)にファジアーノ岡山を迎える。クラブ史上初のJ2となる藤枝はアウェー(いわきG)でいわきFCと激突する。開幕に向けて準備を進めてきた県勢3クラブの現状などを考察し、今季の戦いぶりを展望する。【神谷亮磨】

磐田はハンディがある中での戦いが待っている。選手契約時の規律違反があったため、今季は補強ができない。現有戦力の中でチーム作りを進めている横内昭展新監督(55)も苦労している印象だ。始動から言い続けてきた球際での強さや攻守の切り替えは徐々に変わり始めている。ただ、チーム戦術の浸透には時間がかかりそうだ。

鹿児島キャンプ中の実戦でも納得のいく結果は残せなかった。大分や清水など、同じカテゴリーで戦う相手に敗戦。不安要素を残したまま開幕を迎えることになる。今季はJ1復帰と、チームが目指すスタイルの構築の両輪を動かしていかなければいけない。主将のMF山田大記(34)は「土台作りをしながら結果を出すのは簡単ではない」と覚悟している。

開幕戦は昨季J2で3位の岡山が相手。現状の実力を測る試合になる。横内監督は「やってきたことを少しでも出せれば勝利に近づくはず」と言った。リーグ序盤の結果ではなく、長い目で見た指揮官の手腕を注視していきたい。