森保監督、鹿島には代表候補がたくさんいます-。鹿島アントラーズの岩政大樹監督(41)が11日、ホームでのアビスパ福岡戦(12日、カシマ)を前にオンライン取材に応じ、鹿島の日本代表候補を紹介した。

福岡戦には日本代表の森保一監督(54)が視察予定。15日に第2次森保体制の初陣となるメンバーが発表される予定で、発表前最後の視察となる。

岩政監督は「今、うちのチームは日本代表予備軍と呼べる選手がたくさんいる」とキッパリ。DF植田、昌子、安西の名を挙げ「調子取り戻していて代表に絡んでもおかしくない活躍をしている」とし、FW鈴木、知念に関しても「代表に名を連ねるべき選手になってきていると思う」と“推薦”した。右サイドバックのDF常本、GK早川に関しても「代表の選手層が薄いポジションでリストに上がってきているだろう」と話した。

中でも今季J2町田から加入した中盤の底を担うMF佐野は評価が高い。岩政監督は「近い将来に代表に絡むべき選手」と太鼓判を押し「ボールを奪う能力がある。攻撃面の貢献も、ボールを運んだり打開もできる。かなり個性を発揮している選手。来て数日の練習を見て感じた」と期待した。

続けて「樋口、藤井もそうだが出ている選手はみんな、リストに上がっているはず。以前、僕たちがいた時のように鹿島にいれば代表という選手層になってきている。ここは継続して呼ばれる選手を輩出したい」と鹿島から代表戦士を送り出す決意を口にした。