あと1点が遠かった。モンテディオ山形はアウェーで栃木と対戦。1-2で敗れ、J2では00年に並ぶチームワーストタイの7連敗を喫した。4日に就任した渡辺晋監督(49)は、何とか連敗をストップしたいところだったが、8日大宮戦に続く2戦連続の1-2での敗戦となった。
試合前、雷鳴がとどろき大雨が降った、ぬかるんだピッチで躍動したのはホーム栃木だった。前半9分、スルーパスに抜け出した栃木FW根本凌(23)がゴール前で山形GK後藤雅明(28)をフェイントでかわし、今シーズン初ゴール。早くも1点のビハインドを背負った山形は前半13分、FWデラトーレが右足を振り抜くもGKの正面。同36分にもスルーパスからダイレクトでシュートを放つもこれまたGK正面でゴールならず。
後半に入り同点を狙って、攻勢を強めた山形だったが同9分、一瞬の隙を突かれ、根本にこの日2点目のゴールを許し0-2。山形は後半14分、一気に3人を交代。MF河合秀人(29)、DF山田拓巳(33)、MFイサカ・ゼイン(25)を投入し、さらなる攻撃の活性化を図った。すると後半28分、MF田中渉(22)が今季初ゴールとなる強烈な左足ミドルをゴール左上に突き刺し1-2。以降、山形は後半だけでシュート11本を浴びせたが2点目が遠く、無念のタイムアップの笛が鳴った。
山形はこれで7連敗。渡辺監督は「攻撃で準備していたものはあったが、少しアジャストしなかった。攻撃の形はできてきている。だが、何度も言うように失点をなくしていかないと勝ち点はなかなか取れない。失点の部分を反省して、そこを突き詰めていきたい」と振り返った。
次節は16日、いわきを下して波に乗る金沢をホームに迎える。渡辺監督は就任以来、初のホームゲーム。8日大宮戦の試合前「覚悟を持って戦う」と宣言した真価が問われる。



