4位浦和レッズが3位名古屋グランパスとの「因縁の対決」を制した。FWホセ・カンテ(32)の2戦連発を守り切った。
両チームの直近の対戦は、天皇杯4回戦(2日、CSアセット港サッカー場)で名古屋が3-0で完勝。試合後、浦和サポーターが暴徒化する騒動が起こり、立ち入り禁止エリアに侵入した浦和サポーターに厳重注意や入場禁止の処分を行った。
これを受けて浦和側は、リーグの名古屋戦を前に「両クラブのサポーターの接触を避けることを最優先し、来場者が少しでも安心して観戦できる環境を整えます」と警備員の増強を明言していた。
両サポーターの熱い雰囲気がピッチに伝染した。序盤から激しいボールの奪い合いだった。すでに警告を受けていた名古屋DF河面がMF岩尾に激しいスライディング。2枚目の警告が提示されなかったことに納得のいかない浦和の選手たちが主審に詰め寄るなどヒートアップした。
そんな中、輝きを放ったのはホセ・カンテだった。前半11分、MF明本からの横パスを反転しながら、ダイレクトで振り抜き、ゴール左下に沈めた。GKランゲラックが一歩も動けない見事な一撃だった。その後も献身的なプレスでチームを支えた。
後半は名古屋に攻め込まれる時間が続いたが、DF酒井を中心に守り切り、リーグ5試合ぶりの勝利を挙げ、勝ち点を41に伸ばし、首位神戸との差を暫定ながら6に縮め、優勝戦線に踏みとどまった。



