J1サガン鳥栖は20日、佐賀・鳥栖市内で練習し、7戦連続未勝利の中で迎える23日FC東京戦(味スタ)へ備えた。

DF山崎浩介(27)とMF堀米勇輝(30)が、かつての恩師への「恩返し勝利」を誓った。

東京の指揮を執るのは、J2モンテディオ山形時代に指導を受けたピーター・クラモフスキー監督(44)で、山崎は21、22年シーズンまで主力としてプレー。堀米は21年にリーグ戦8試合に出場した。

堀米は「自分たちが積み上げたことを出せば、勝てるチャンスはある。成長した姿をピーターに見せたい」と気合。山崎も「いろんな経験をさせてもらい、感謝している監督の1人。活躍することで恩返しを伝えたい」と意気込んだ。

山形時代、コーチとしてクラモフスキー監督を支えた川井健太監督(42)も「久しぶりに会うのが楽しみ」という東京戦。

練習では、相手の3バックを想定。ハーフコートで攻撃4人、守備3人の実戦形式トレを行い、ゴール前の攻略をイメージさせるなど入念だった。