川崎フロンターレが7日アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ第4戦で、BGパトゥム(タイ)とホーム等々力競技場で対戦する。前日会見に出席した鬼木達監督(49)とMF瀬古樹(25)が元チームメートで相手の中心選手MFチャナティップについて言及した。

前節アウェーで対戦したパトゥムをホームで迎え撃つ。鬼木監督は「しっかり予選を突破していく上で明日のホームゲームは大事。全員で全力で勝ち点3を積み上げたい。ホームですので、勝ち点3プラス、アグレッシブな強気なプレーを選手とともに発揮できればと思います」と意気込みを明かした。

敵地パトゥム戦に後半開始から出場した瀬古も「リーグをしっかり首位で突破するところを目標としている。ホームでできることをアドバンテージにして勝ちたい。隙を見せず、自分たちが隙を突いて勝てるようにしたい」と力を込めた。

相手は、夏まで川崎Fにいたタイ代表チャナティップを擁する。チャナティップが日本を出国する日に、時間をやりくりして、コンビニエンスストアで待ち合わせて別れのあいさつをするほど親密な関係だった鬼木監督は「前回のアウェーゲームでも中心選手の1人だったことは間違いない。彼のクオリティー、(ボールを)止めるところ、そこから供給されるパスのところで、自分たちの非常に危険なシーンが多く出る。気持ちよくプレーさせない。ボールを触られると仕事をする。触らせないことが非常に重要」と警戒。瀬古も「一緒にプレーしていたからこそ分かる彼のいいプレーがある。それを出させないようにやりたい」とした。

一方で、誰からも愛されるチャナティップとの再会が待ち遠しい気持ちも抱く。ホームで対戦する心境を問われると、鬼木監督は、「非常に難しい質問ではありますけど」と苦笑い。「1人の人としてここで出会えること、ピッチに立つ姿をみられることはうれしく思います。ただ、敵としてやっぱり一番危険な選手。そこのところは、対戦という意味では全く別物。厳しい姿勢で挑まなければ、自分たちの目標に到達できない。心を鬼にして戦わないといけない」と気を引き締めた。【佐藤成】