川崎フロンターレが7日アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグ第4戦で、BGパトゥム(タイ)とホーム等々力競技場で対戦する。前日会見に出席した鬼木達監督(49)が4日に行われたルヴァン杯決勝を引き合いに、タイトル獲得への強い気持ちを明かした。

アビスパ福岡が2-1で浦和レッズを破り、初タイトルを獲得した試合に刺激を受けた。「率直にタイトルを取りたいと強く思いましたし、非常に感動したゲームの1つになりました」。昨季の天皇杯決勝を制したJ2ヴァンフォーレ甲府や今季のルヴァン杯決勝を見て思ったことがある。「リーグ戦も勝てば優勝という状況もあるけど、カップ戦に関しては、ファイナルにいったら、シンプルに勝った負けたで喜び合えるところがはっきりしている。その場所にまずは立ちたい思いがある。それは天皇杯決勝も、悲願のACLも変わらない」。

特に福岡の長谷部茂利監督(52)とはS級指導者ライセンスのプログラムで、一緒にドイツに行くなど、交流が深い。主将のDF奈良竜樹(30)も、川崎Fでプレーした経験もあり、鬼木監督にとっても思い入れのあるチームだった。「監督さんの長谷部さんっていう方も非常に仲良くやらせてもらっているし、キャプテンの奈良もここでルヴァンのタイトルを一緒に取った仲間。彼らが体張ったプレーや、自分らしさ、チームらしさを、いろいろなメディアを通して見てももらえた、見せられたことは非常に刺激になった」と熱弁。自分たちも2つのコンペティションでタイトルを狙える位置にいる。「自分たちもそういう立場になりたい。選手たちにも、そういう姿を数多くみてもらいたい思いが強くなった。またタイトルをとってみんなで喜び合っている姿をみてほしい。簡単な作業ではないですけど、改めて強く思っています」とうなずいた。【佐藤成】