J1通算600ゴールにリーチをかけるアルビレックス新潟は、FW谷口海斗(28)が勝利につながるメモリアル弾を狙う。北海道コンサドーレ札幌戦前日の12日、練習場の聖籠町の気温は18度とポカポカ陽気。松橋力蔵監督(55)が半袖で選手の動きをチェックする中、谷口は黒い手袋を身につけ「冬仕様」で最終調整した。「特に理由はない。(寒い日が続き)いきなり外すと落ち着かないので…」と笑いながら説明した。

今季ここまで開幕から全7試合に出場して2得点。さらなるゴール量産に向けて「ダイナミックな攻撃を仕掛けるため、クロスや裏抜けのパスを要求したい。勝利につながるゴールを取る」と力を込めた。【小林忠】