東京ヴェルディの城福浩監督(63)が18日、次節アビスパ福岡戦(20日)に向けた会見の中で“永遠のライバル”横浜F・マリノスを解任されたハリー・キューウェル監督について言及した。
今季の国立開幕戦(2月25日)で16年ぶりに甦ったJリーグ草創期の黄金カード。その初戦では1-2と敗れたが、6月29日のアウェーの対戦では逆に2-1と勝利している。
キューウェル監督の電撃解任という報を受けて、どういう感想を抱いたか問われると「マッチコーディネーション・ミーティングというものを試合の前にやる時も、僕はそこでほとんどしゃべらないですけど、彼が冗舌に、場を和ませる冗談を言って、僕も珍しくそれに乗るくらいの、彼には人柄の良さというのを感じていました。人間的に本当に素晴らしい人だなと思いました」。
一方でサッカー監督とは勝負に生きるシビアな世界であることを自らの体験にも基づいて説き、「よくあることと言うか。それを理不尽と感じるか、不条理と感じるか、そこの視線に立たないと本当のところは分からない」「逞しいという単語がいいのか、鈍感力という言い方がいいのか分かりませんでけど。適応力というか。というのがないと続けられない職業。あのニュースを見て、あらためて感じるほどでもなかったです」。
それゆえ、自身の立場を踏まえて「ただ怖がったらこの仕事はできない。自分はこれ以上できないと思いながら日々やらないと。へんな言い方ですよ、クビにするならしてくれと、ぐらいでやらないとやってられないですよね。自分はすべてやれることをやっている、というふうな感じで日々過ごしたいなと思います」と噛みしめるように話した。



