人生最良の門出を迎え、東京ヴェルディのパリ・オリンピック(五輪)代表MF山田楓喜(23)が「責任感」を強めている。20日にクラブを通じて結婚したことを発表。21日の練習後、その思いを語った。
「今年中にとは決めていたんですが、8月12日に入籍しました。相手の誕生日というのもありますし、なんか今年で3番目にいい日だった。1番目、2番目はもう過ぎていたので、この日にしました。責任感はより一層増えました」
その言葉通り、8月12日は暦上の最大吉日の「天赦日(てんしゃび)」。1年に数回しか訪れない大開運日。この日は「先負」だが、どんな凶も打ち消す最強日とされ、金運アップや開運に適しているという。
相手は一般女性。京都からの期限付き移籍に伴い、今季から一緒に暮らした。山田楓が5月下旬から6月上旬にかけて心身の消耗によってチームから離脱した時も支えとなり、晴れてパリ五輪代表としてひのき舞台に立つことができた。内助の功あってのものだった。
25日には強豪・鹿島アントラーズ戦を迎える。ここ3試合は1分け2敗と白星がなく、J1残留へ勝ち点を積み上げたい一戦。そこへFW染野唯月、MF松村優太、DF林尚樹の3選手は鹿島からのレンタルのため出場できない。
山田楓はいつものひょうひょうとした様子で「いつもと変わらず、自分らしく。チームのために戦って勝たせる。いつも支えてくれている人のために、責任感もってやらないといけない」。気負いのない男だが、珍しく“責任感”を口にした。
チームは3試合連続で無得点。「悪魔の左足」と呼ばれる強烈な左キックが武器に、得点も求められるところだ。
「チャンスあれば狙っていきたいですけど。一番はそういうところでなくて、前回の対戦(3-3)では前半で球際で負けるところが多くて、苦しい展開になった。その球際だったり、2度追い、3度追いする、全力で戻るところが一番のストロングで起用されているので、そこで負けていたら自分の特長は消えていく。そこをしっかり出して、それやったらおのずとチャンスは出てくるので、一発かましたいなと思います」
守るべき家族、そしてチームのためにここは鹿島から祝砲といきたい。



