横浜が蔚山(韓国)に4-0で下し、2戦目で初勝利を挙げた。前半4分にMF渡辺皓太、同44分にMF西村拓真がゴールすれば、後半38分にFWアンデルソン・ロペス、後半47分にMF水沼宏太が追加点を奪った。第1節の光州(韓国)戦で7失点した課題の守備も安定した。8月24日のC大阪戦以来、公式戦8試合ぶりの無失点勝利。神戸も山東(中国)に2-1で勝って初勝利となった。

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横浜が金科玉条とする「アタッキング・フットボール」が決まった。ブラジル人トリオを軸とした素早いサイド攻撃から渡辺皓が先制すると前半終了間際に西村が続き、終盤にもA・ロペス、水沼と加点した。どれも少ないタッチで連動し、スピードに乗った形。その攻撃力と表裏一体となり、もろ刃の剣だった守備が見違えるほど安定した。

9月はカップ戦含めた7試合(2勝5敗)で23失点と崩壊。ハッチンソン監督は「トランジション(攻守の切り替え)」の改善を重点的に取り組んできた中、完封勝利に貢献した38歳のベテランGK飯倉は、勇気を持って高いDFラインを取ったのが要因だったと口にした。「怖いところを埋めたのがでかい。1人1人がやるべきことをやった。大きなことでなく、ささいなことがやれれば流れは変わる」。狙い通りの戦いで、10月最初のゲームで待望のクリーンシートを達成した。【佐藤隆志】