サッカー元日本代表MFで、関東リーグ1部の南葛SCに所属する稲本潤一(45)が4日、都内で記者会見し、現役引退を発表した。日本が初めてベスト16入りした2002年ワールドカップ(W杯)日韓大会で2ゴールを挙げるなど、「黄金世代」の1人として長く活躍してきた。

日本代表のけん引役の決断に対する反響は大きく、発表された直後から、南葛SCの公式ホームページがつながらない状態になった。同クラブは世界的人気マンガの「キャプテン翼」の作者で知られる高橋陽一氏がオーナーを務める。マンガ内で大空翼らが所属した「南葛」と同じチーム名で、アジアチャンピオンズリーグ制覇を大目標にしている。

この日の発表に寄せた稲本はコメントで、「クラブオーナーである高橋先生が掲げる『アジアチャンピオンズリーグ制覇』という大きな目標に向けて、自分もまた新たな形でサッカー界に貢献し、その目標達成のために力を尽くしたいと考えています。これからのキャリアの中で、もし再び南葛SCから必要とされる機会があれば、その時は全力で力を貸したいと思っています」と誓っていた。

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