川崎フロンターレが、無敗街道を走っていたFC町田ゼルビアを止めた。ホームで5-3と打ち合いを制し、前節名古屋戦(4-3)に続く2試合連続で激戦を制した。

川崎Fが先手を取った。前半20分、FW伊藤がセンターサークル内でパスを受けるとドリブルでドリブルで持ち込み、エリア外から右足シュート。対峙(たいじ)した町田DF中山を巻くようにゴール右隅を狙ったコントロールシュートが正確にゴールネットを揺らした。3試合連続ゴールの今季7点目となった。

1点を追う町田も黙っていない。前半28分にFW相馬が左サイドを縦へ持ち出し、ゴール前へ正確なクロスボール。川崎F・DF三浦が頭でクリアを試みたが触れられず、その背後に入ったMFナ・サンホが頭で押し込み同点とした。

続けて前半36分に町田が直接FKから加点した。ゴール前中央、約26メートルの距離からMF下田が正確無比な左足シュートをゴール右隅に決めた。27日の天皇杯準々決勝では自陣から60メートルの超ロングシュートをたたき込み、会場の度肝を抜いた左足キックで、またしても鮮やかな一振りを披露した。

だが川崎Fが意地を見せる。後半49分、敵陣でのボールカットからMF山本賀ゴール前へ柔らかなタッチの浮き球のボールを送ると、DFラインの背後へ抜けだしたFWエリソンが頭で合わせゴールネットを揺らした。

打ち合いは後半も続いた。20分にエリソンの折り返しから途中出場したFW宮城が押し込み、勝ち越しに成功する。すると26分に町田は左サイドから相馬がゴール前へ送った鋭いクロスが直接ゴールイン。FW藤尾が飛び込んだこともGK山口の判断を迷わせた。3-3のタイスコアとなった。

そして後半33分に川崎Fはエリソンがこの日2点目のゴールを奪う。自陣からのカウンターで力強いドリブルで持ち込むと、MF山本、脇坂を経由したボールを左足で蹴り込んだ。4-3と再び勝ち越した。

最終盤は町田が猛攻を仕掛けた中、川崎Fはゴール前で懸命に守り抜いた。そして後半55分にゴール前への脇坂の折り返しをマルシーニョが押し込み、駄目押しの5点目となった。サポーターの大声援を背に、川崎Fが大きな勝ち点3を手にした。

【J1】鹿島ドロー、川崎F5-3で町田に勝利、G大阪5-4で湘南との点の取り合い制す/詳細