総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント(9月3日~13日、宮城・キューアンドエースタジアムみやぎほか)に新潟経営大(北信越2)が8大会ぶり(9度目)に出場する。1回戦(岩手・セイホクパーク石巻フットボール場)は駒大(関東10)と対戦する。

GK内堀詩音主将(4年)はチームの高い意識を言葉にした。「1試合で帰るつもりはない。出るからには優勝を目指す」。同大にとって8大会ぶりの総理大臣杯。現メンバーにとっては初舞台だ。ただ、昨年のインカレのベンチ入り選手が11人で、そのうち先発が5人いる。「続けて全国に出られるのは大きい」(内堀主将)と経験を武器にする。

ロングボールを多用する駒大に対し、新潟経営大はゴール前からでもしっかりパスをつなぐ。逆のスタイルだが、赤松誠監督(48)は「大切なのは自分たちのサッカーを貫くこと」とぶれずに戦うことを強調。北信越予選の準決勝、金沢学院大戦では延長の末、2-1で競り勝って決勝に進出。北信越の出場2枠をもぎ取った。戦術を磨き、粘り強さも身に付けた。

シーズン序盤は北信越大学リーグ戦2節で福井工大に0-1で敗れるなど、勝ち切れなかった。内堀主将を中心に選手だけでミーティングを重ねた。「その日、その試合ごとに目標を立てて達成していく」と内堀主将。全国制覇を目指す過程で、目の前のことをクリアすることを重視。チームの結束が生まれた。その流れで総理大臣杯を迎える。「やってきたことを出し切るだけ」(内堀主将)と、気後れも迷いもなくピッチに立つ。【斎藤慎一郎】

○…新潟経営大の攻撃の要、FW塚越優也(3年)は「駒大戦、総理大臣杯が楽しみ」と言う。北信越予選では2点を挙げた。主に右MFで先発。流動的な攻撃と豊富な運動量が持ち味だ。今年に入って2度、J1新潟の練習に参加。「小野(裕二)さんのボールのもらい方、長谷川(元希)さんの動きなど参考になるところが多かった」と刺激を受けた。総理大臣杯では「個人的に1試合で1得点1アシストはしたい。そして優勝」と目標を掲げた。