川崎フロンターレが2年連続の4強進出を果たした。ホームで浦和レッズと延長戦に突入する死闘を3-2と制し、2戦合計4-3で勝ち上がった。勝利の立役者となったのは、MF伊藤達哉(28)だった。

後半43分にペナルティーエリア手前からドリブルで持ちこみ、右足のミドルシュートをたたき込んだ。2-1と勝ち越しに成功した。公式戦5試合連続ゴールと当たりに当たっている。

その直後に浦和MF中島翔哉に芸術的なFKを決められ試合は延長戦に突入したが、その延長前半4分、ペナルティエリア内でドリブルを仕掛け相手のファウルを誘発。PKを獲得し、これをFW宮城天が決めて決勝点となった。

伊藤は「やはり攻撃の選手の価値は何点ゴールするかだと思っているので、こだわりをもってやっていきたい」と満足そうに振り返った。そして5試合連続のゴールについて問われると「いろんなことの積み重ねで、やっぱり自信があります。今日も多分、点が取れると落ち着いてプレーできましたし、いろんな要因で調子良くできています」。

決勝点につながるドリブルで仕掛けた場面についても「ゴールを取れていることもあり、相手より冷静でいられるのはちょっと大きい。チームの中でも自分の地位が確立されているという実感もあるので、やっぱり最後のところで焦らずシュートを打たずに、何か落ち着いて(状況を見て)やれているのはあります」と振り返った。

ただPKを自ら蹴らなかったことには「譲ったというか、託したというか。あんまりPKは得意じゃなくて。練習はしているんですけど、本当はプレッシャーのかかる場面で自分が責任を持って蹴りたかったんですけど、うまいので(宮城)天に頼んだ」と明かした。

切れ味鋭いドリブルも含め、もはやフロンターレの躍進にはなくてはならない存在となっている。

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