ヴィッセル神戸MF武藤嘉紀(33)が、完全復活したプレーで天皇杯連覇をもたらす。
神戸はFC町田ゼルビアとの天皇杯決勝(22日、国立)を控え、21日は神戸市内のいぶきの森球技場で非公開練習。オンライン取材に応じた武藤は「全員の力でここまで来たので、ラスト自分たちの力で、ファン・サポーターの後押しとともに天皇杯を取りたい。本当に素晴らしい雰囲気の中で準備できた」と力強く語った。
リーグでは9日のガンバ大阪戦で引き分けて3連覇の可能性がついえたが、すぐに切り替えて天皇杯準決勝のサンフレッチェ広島戦で神戸らしさを取り戻した。その中で、武藤も徐々に状態が上がっていることをうかがわせた。
リーグ連覇を果たした昨季は、自身もMVPに輝く大活躍。しかし今季は腰痛に悩まされ、腰椎椎間孔狭窄(きょうさく)の手術を受けて約4カ月の離脱を余儀なくされた。「素晴らしい年から、本当に厳しい、きつい年になってしまったて、3連覇もかかった中でチームの力になれなかった。僕自身の状態が良くて、いつも通りのプレーができていたら、また結果も変わったと思う。本当にに申し訳なく思っている」。そう苦悩のシーズンを振り返った。
復帰後もコンディションが上がりきらず苦しんだ印象だが、ここに来て復調。「やっと本調子に戻ってきた。あとはしっかりと得点アシストという結果でチームを勝利に導ければ最高」と状態に自信を感じるまでになった。
リーグ3連覇には届かなかったものの、この試合に勝てば、3シーズン連続タイトルを手にすることができる。「チャンスが目の前にある。サポーターや僕らの落ち込んだ気持ちを晴らすのは天皇杯しかない。みんなで取って、また最高の景色を見たい」。背番号11が連覇達成を誓った。



