ヴィッセル神戸がサンフレッチェ広島に劇的逆転勝利して、再びWESTグループの首位に立った。
アジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の日程により消化が1試合少ないチーム同士の対戦となった試合は、後半早々に動いた。
後半4分、広島FW中村草太が中盤でボールを奪取してドリブルで運び、相手を引きつけて右へラストパスを出すと、これをFW鈴木章斗がダイレクトシュート。GKが辛うじて弾いたボールをFW木下康介が左足で流し込んで広島が先制した。
2連敗中ながらも2戦連続で同点に追い付いてPKに持ち込んでいた神戸は、この試合でも後半に挽回。ピンチをしのいで1点差のまま試合を進めると、後半39分にDFジエゴが獲得したPKをMF扇原貴宏が決めて同点に追いつく。さらに同アディショナルタイム4分、FWジェアン・パトリッキが左から入れたクロスにDF広瀬陸斗が飛び込んで頭で合わせてポストに当てると、はね返りに反応したFW大迫勇也が左足で押し込んで逆転に成功した。
ミヒャエル・スキッベ監督は「今は前線で苦労していることが多いが、大迫が出ることによって彼だけが輝くのではなく味方を生かすプレーやキープ、見ているところで大きな助けになっている。彼のいるべきところにいるっていうゴールだった」と苦しみながらも逆転弾を生み出したエースを評価。昨季まで4シーズン率いた広島からの勝利には「本当にサンフレッチェの関係者や一緒に仕事をした人たちともう一度会えたことがうれしかった。ヴィッセルの監督としてサンフレッチェに勝てたことは本当にうれしい」と話した。【永田淳】



