東京MF米本拓司(19)が28日、東京・小平グラウンドで練習後、昨季限りで引退した目標とする大先輩浅利悟氏(35)の魂を受け継ぐ意向を示した。背番号は昨年まで浅利氏がつけていた7を継承。「一緒に練習試合とかでプレーして、守備の仕方とか学ぶべきことが多かった。プレー面だけじゃなく、若手の勉強会に毎日のように出てくる姿勢とか、人間性も尊敬できる。そういう面も目標とする選手です」と話した。浅利氏は東京の前身、東京ガス時代から社員選手として13年間プレー。抜群の運動量で相手攻撃を封じる献身的な守備的MFとして、チームのJ2、J1昇格に貢献してきた。米本は「東京の7番に恥じないプレーをしていきたい」と前を見据えた。