5季ぶりにJ1で戦う福岡は20日、福岡市内でサポーターとの意見交換会を開き、出席した大塚社長は2010年度決算が07年度以来の黒字となる見通しを示した。

 1試合平均の観客数増や昇格を争った後半戦のスポンサー収入の増加などが要因で、大塚社長は「ぎりぎりの所だが、赤字にはならないと思う」と話した。08年度は約6100万円、09年度は約1億900万円の赤字だった。

 意見交換会ではサポーターから激励や要望などが寄せられた。大塚社長は「僕らはチャレンジャー。みんなで走り続けたい」と意気込みを語った。