【ドーハ(カタール)26日】日本がFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の1次リーグE組第2戦で27日に対戦するコスタリカのルイス・スアレス監督が、大敗から前を向いた。

コスタリカは初戦のスペイン戦(23日)で0-7の大敗を喫した。

「あのような負けを繰り返したくない。レッスンとして、次の挑戦に生かしていくこと、これを繰り返さないことが大切。前回の試合とは、全く違ったものを目指したい」と勝利を誓った。

会見では、大敗を受けて批判の声が集まっていることについても問われた。

「批判することは簡単。それに対して反論することも簡単。人にはそれぞれの意見がある。口論すべきじゃない」。次々に飛んでくる質問にも、丁寧に答えていった。

同席したFWジョエル・キャンベルも「サウジアラビアがアルゼンチンに勝つと誰が思いましたか? これがサッカーなんです。明日は何が起こるかわかりません。私たちはベストの準備をするだけです」と、前だけを見つめていた。