ACミランの日本代表FW本田圭佑(28)は出番なく、ベンチのまま試合を終えた。チームはチェゼーナに快勝した。

 試合後、本田は日本協会が選定中の代表監督について、前監督アギーレ氏の解任が発表されてから初めて、言及した。取材エリアでのやりとりの一部は次の通り。

 -日本代表監督がまだ決まっておらず注目されている。気にしているか

 「はい、もちろん」

 -どんな監督が日本代表に合うと思うか

 「選手のタイプを見てもらえれば分かるように、大柄か小柄で言えば日本は小柄な選手がそろっている。そういった小柄ならではのサッカースタイル、それが世界に通用するサッカースタイルを今、目指して日本はやっていると思う。それをしっかり理解してくれる人が、日本代表監督にはふさわしいと思う。なおかつ、世界のサッカーというものをいろいろな角度から熟知した人間が必要なのではないか」

 -やはりヨーロッパの監督がいいか

 「いや、別に日本人でもいいと思う。岡田さん(元日本代表監督の岡田武史氏)がやる気があるなら、岡田さんでもいいと思う。ただ、岡田さんがやる気がない可能性があるので。今治の方のクラブも一生懸命やられているということを聞いている。当然ヨーロッパにはいい監督がたくさんいるから(欧州路線となるのは単純に)比率の問題じゃないですか」