エイバルMF乾貴士(29)はデポルティボ戦に先発し、先制ゴールを決めて後半29分までプレーした。今季4点目。試合は1-1で引き分けた。

 乾は昨年12月以来の得点。前半11分、左サイドに走り込み、右からのクロスボールに左足を合わせた。それでも試合後は「ゴールは決めたが、不満しかない」と話した。前半39分から数的優位に立ちながら、降格圏の相手に勝てなかった。「相手が必死に戦っているのが分かった。最初から受け手に回ってしまった」。次戦は強豪レアル・マドリードが相手で「悔しい思いをした分、いい試合をしたい」と意気込んだ。