オーストラリアAリーグの強豪メルボルン・ビクトリーを退団し、所属先が未定の本田圭佑(33)がオランダのVVVフェンロの練習に参加する。

13日、所属事務所が発表した。練習参加は15日からで、理由について、同事務所は「VVVフェンロへの練習参加は、クラブ側の希望とチーム練習を望む本田圭佑との思いが合致し決定しました。本田圭佑は5月末からのオフの期間、個人練習を毎日欠かさず重ねてきました。これからチーム練習を積み上げることにより、移籍決定時に即座にパフォーマンスが発揮できるよう実戦感覚や体力を高めていく計画です」と、説明している。

本田は名古屋グランパスから、08年にVVVフェンロに完全移籍。2部降格を経験したが、2部で主将として得点を量産し、1部昇格に貢献し、2部MVPに輝いた。10年にCSKAモスクワに移籍したため、VVVフェンロへは、09年以来10年ぶりの“帰還”となる。