DF冨安健洋がセリエA初ゴールを挙げたが、ボローニャはアウェーでACミランに1-5で大敗した。

先制したのはACミラン。前半10分に左クロスをFWイブラヒモビッチがスルーしMFサーレンマーカースが左足でたたき込んだ。同24分にも相手GKがバックパスをキックしたボールをFWハカン・チャルハノールが拾い、右足で流し込んで追加点を奪った。

ボローニャは同44分、右サイドバックで先発した冨安が右サイドから中央へ入って縦パスを呼び込み、ドリブルで左へ持ち出してマークをかわし左足でゴール左上へ豪快に突き刺し1点差に迫った。冨安は移籍後初ゴールで、欧州ではシントトロイデン時代の18年11月24日のアンデルレヒト戦以来2得点目。

しかし、ACミランは後半4分、中央からMFベナセルが左足で決め、同12分にもMFレビッチがペナルティーエリア左から左足でゴールネットを揺らしリードを広げた。冨安がマークしたが防げなかった。さらに同ロスタイム、カウンターからDFカラブリアがダメ押しした。

冨安は後半14分に退いた。

ボローニャは11勝10分け13敗の勝ち点43で暫定10位。ACミランは16勝8分け10敗の勝ち点56で暫定6位。