プレミアリーグのブレントフォードが、デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(29)に今季終了まで6カ月間(+1年の延長オプション)の契約をオファーしたと、複数の海外メディアが報じた。

エリクセンは昨年夏の欧州選手権でプレー中に心停止状態になって倒れ、現在は体内に植え込み型除細動器(ICD)を装着してトレーニングを再開している。

セリエAではICDをつけてのプレーが認められなかったため、インテル・ミラノを退団。次の移籍先を探している。

同MFは今年11月21日に開幕するワールドカップ(W杯)カタール大会への出場を熱望しており、まずはクラブで健在ぶりを証明し、代表でのプレーにつなげたいところだ。

エリクセンはインテル・ミラノに移籍する前は13年~20年にかけてトットナムでプレーしており、同MFの代理人は「プレミアリーグに戻ることは(エリクセンにとって)わが家に帰るようなもの」と話しているという。